9月が終わりにさしかかった今、台風のシーズンはもう終わりですが9月24日、25日に台風12号が日本に接近、上陸するというニュースが入りました!
今回の2020年台風12号は風速は関東に大打撃を与えた2019年台風15号よりも弱いといわれていますが、雨を多く降らせるということで川の氾濫が気になるところですね。
2019年台風19号の際、過去最高水位を記録した利根川の中流域では約4万人が浸水しない場所へ広域避難したことがありました。
今回も台風19号のような備えが必要なのか、今回は利根川の氾濫場所の確認方法や現在の状況の確認方法を紹介していきます。
台風12号2020利根川(東京)の氾濫場所の確認?
利根川の氾濫場所の確認方法について紹介していきます。
利根川の管理しているのは利根川上流河川事務所です。
河川事務所の防災ページでは川のリアルタイム映像を配信するライブカメラを確認できるマップを紹介しています。
リンクはこちら

青いカメラのマークをクリックすると、指定した河川周辺のリアルタイム映像の中継を見ることができます。
参考に下総利根大橋上流のカメラマークをクリックすると次のライブ映像が表示されました。(9月22日20:30時点)

「現在の河川の状況」と「平常時の河川の状況」と「カメラ位置図」が表示されます。
ライブ映像は10分ごとに更新されます。

ライブ映像の下にはカメラ局一覧として各河川のリアルタイム状況を一覧で確認することができます。
氾濫している河川の場所が一目でわかりますね。
利根川(東京)の水位の確認(台風12号2020)
河川事務所のサイトにはリアルタイム水位を確認できるところがありませんでした。
まずは、水位基準の確認です。
利根川上流河川事務所が出している水防基準水位がこちら
※基準点:八斗島
避難判断水位はん濫危険水位(危険水位) | 4.80m |
避難判断水位 | 3.9m |
はん濫注意水位(警戒水位) | 1.9m |
水防団待機水位(指定水位) | 0.8m |
現在の水位が1.9m以上3.9mまでになると避難の必要があると思われます。
危険水位で川が氾濫する前に避難しましょう。
基準点によって氾濫の基準となる水位が異なるので注意。
各基準点による水位は河川事務所サイトのこちらで確認できます。
利根川(東京)のリアルタイム水位を確認するにはYAHOO!の河川水位情報がわかりやすいです♬
利根川周辺の八斗島の水位を確認した画面がこちら
水位を測定している観測所ごとにリアルタイム水位状況を確認できるので便利です。
これで基準と水位を見比べて現在の状況は避難した方が良いのか判断がつきますね!
台風12号(2020)の現在の状況は?
台風12号(2020)の現在の状況を確認するにはwindyを確認するのがわかりやすいです。
ログインしなくても現在の台風12号(2020)の様子が確認することができます。
台風状況だけでなく大気の流れが視覚的にわかりやすいので普段の大気状況を確認する上でも便利ですね♬
気になる台風の速度は
東海や関東へ到達する頃までは時速10キロから20キロの自転車並みのノロノロな北上となる予想で、秋雨前線と相まって、大雨など、比較的長時間の影響を受けるおそれがあります。
引用:yahoo!ニュース
秋雨前線と相まって、降雨量が多くなるだけでなく、速度が遅いので土砂崩れなどの被害も予想されます。
利根川(東京)付近のつぶやき(台風12号2020)
※台風が接近してきましたら随時更新していきます。
まとめ
今回は「台風12号2020利根川(東京)の氾濫場所の確認?現在の状況は?」と題して、利根川の氾濫場所を確認するライブカメラの見方や氾濫の基準となる水位の見方を紹介していきました。
現在の状況を確認しつつ、冷静な判断をしてきましょう。
しっかり備えをして台風12号で被害にあわないようにしておきましょう!